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2006年09月22日

リガチャーに魔法をかけた?

テナーサックス ラバー用 ヤナギサワ 魔法のリガちゃん GP

「俺、上手くなりました!」
ってクリニックで来ておられる学生さんが狂喜していたリガチャーです。


「ホントですか!?(失礼)」って言ってしまって聴いてみると、

「ウン、いい感じですね」

なんというか、伸びやかというか、「詰まる感じ」がなくなったんですね。さすが値段だけのことはあるか!

非常に効率よくリードが振動する点を設計ポイントにしたのでしょう。
息のまだできてない人はこういうリガチャーだと随分楽に感じるかもしれませんね。
ダイナミックレンジも広がるし。
僕なんかアルトのリガチャーはセルマーのぼろいヤツをずーっと使ってますが、たまにこういった新しいのも試して行こうと思います。

え、もうだいぶ前からあるの?・・・失礼しました。

2006年09月15日

ポール・デスモンド(Paul Desmond)

oberlin.jpgお勧めCD:Jazz at Oberlin


私はひねくれもんですかねえ。だいたいデスモンドをお勧めするなら、テイク・ファイブの入ってる「タイム・アウト」かオルフェのサンバが入った「テイク・テン」になるかもしれません。

でも私はこの「クール且つ熱い」デスモンドが震えるほど好きです。
だってこれ学園祭のライブ録音ですよ。録音状態もそんなに褒められたもんじゃない。

しかしこの美しくあふれ出るインプロビゼーションはどうですか!?
昨今のアルト吹きで、ソロが燃えてくると決まってフラジオでキューキューやってる奴はこういう演奏を聴きなおして欲しい。

高い音が出りゃ偉いのか?

(少し偉いけど)

もちろんアルティッシモ音域は出てくるんだけど、使うならこういう使い方が良いですよ。
「パーディドなんて循環じゃん。」そんなこと言ってるあなた、こんなパーディド吹いてごらんなさい。
平成のプレイヤーでこんな歌心あるインプロビゼーション出来る人おそらくいませんよ。
アマゾンのレビュアーも的確なのでそちらも是非お読みください。

アルト吹きなら、こういうアルバムがマストアイテムだと思うんですけどねえ。
ジャケットデザインがイカシテるでしょ。

2006年09月06日

ジャズテナー・マウスピースの王道

テナーサックス用 オットーリンク ニューヨークモデル
↑↑↑これですよ、これ!

テナーサックス奏者の方お待たせいたしました。

特にヴィンテージマウスピースをオークションで狙ってる人、 リスクを取る前に試す価値のあるマウスピースがこれであります。

オットーリンクがニューヨークで生産されていた頃のものを再現し ノーマルと比べると幅広肉厚で、チェンバー容積も大きい。
息の量は必要ですが、より

ダークなジャズサウンド

を求めるなら買いでしょう。

7★が標準ですね。

あ、矢野店長さんもお勧めだ!

2006年09月01日

フィル・ウッズ(Phil Woods 2)

フィル・ウッズ←公式サイト
warmwoods.jpg
お勧めCD:ウォーム・ウッズ


夏が終わったばかりでありますが、暖かくする準備は早いほうが良いのであります。
さてこのアルバムジャケット、いいですねえ。若き日のウッズが暖炉の前で愛犬とくつろいでいる様。で、内容が「このまんま」のリラックスムードであります。エモーショナルなプレイもありますが。プレイに余裕綽々と言う感じなのです。そうね、言ってみればフルパワーの75%で演ってる感じでしょうか。

まず1曲目、In Your Own Sweet Way がはじまると、
「あ~アルトやっててよかったなあ」と思い 「いつかこんな音色で吹きたいなあ」とそれから
20年間思うのであります。

2曲目のEasy Living もアルトをやってる学生さんなら一度はこのソロをコピーしたくなるでしょう。フレーズ的には難しいこともやってないので、耳コピも比較的取り安いと思います。ただ雰囲気がネ。なかなか出せません。

きっと暖炉の前で愛犬とゆっくりこのポーズを取ると良いのかもしれませんが・・・。 ここでもやっぱり《脱力》がテーマだったりしますね。