2009年5月18日

アートペッパー<3>

soinlove.jpgお勧めCD:So In Love / Art Pepper

今月は日本人の皆さんにとっても人気のアート・ペッパーであります。って書くと
「へ~ん、お前さんは、日本人じゃねーのか?」といわれますね。もちろん日本人ですけどね。

で、よく言われる「日本人はマイナーキーのジャズが好き」というのは本当でしょうか?

私は、演歌や歌謡曲(古いな!)などのマイナー曲好きの人に「たまたま受け入れられ易かったのがマイナーキーのジャズ曲であった」、という気がしております。

チャーリー・パーカーなんかマイナーキーの録音は数えるほどしかありません。

ところがペッパーの演奏には確かに「マイナーキー」の名演が多い。ユビソ(You'd Be So Nice To Come Home To)しかり、ベサメ・ムーチョしかり、そしてこのアルバムもタイトルチューン「So In Love」がそうだ。曲名を聞いて?の管理人同士の皆さんも、この番組のエンディングテーマといえば鮮明に思い出されると思います。

この曲が流れると、「あー明日は月曜かぁ、いやだなあ」なんて思ったものです。

それはどーでもいいのですが、このアルバムの「ソー・イン・ラブ」は日曜洋画劇場っぽくない(?)アップテンポでめちゃくちゃカッコのよろしいソロが聴けます。

何もペッパーはマイナーキーが多いからいいのではありません。

溌剌とした音色でフレーズが澱みなく繰り出される50年代ペッパーもいいし、永らく麻薬で世間から距離を置かねばならない時期を経てやっと復活した70年代の後期~晩期も「神が乗り移った」様な演奏も聴け、どちらもたまらない魅力があります。

後期では「ビレッジ・バンガードの木曜日金曜日土曜日ライブ版」を是非お聴きください。

LPでは片面たった1曲だったチェロキーにぶっ飛んだ「土曜日」がトドメです!


お勧めCD:Saturday Night at the Village Vanguard/Art Pepper saturday.jpg



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