随分とソリューションを意識したタイトルでありますが。。。
「メジャーとマイナーのそれぞれ12キーを浚ったよ。」
「凄いね、完璧だね」
なんて会話があります。
皆さんスケール練習やってらっしゃいますか?
スケール練習って何のためにやるのでしょう?
大体スケール練習って単調でつまらないですよね?
そもそも12スケールが吹けるようになってアドリブが出来るようになるか?
なりません。(突き放し。)
アドリブの方法論やアプローチの仕方は様々なモノがありますが、
12キーのメージャースケールが一通り終わった人のための、
アドリブするために避けて通れない【コード】を使ったスケール練習(みたいなもの)をシェアしたいと思います。
単調じゃなくて面白いよ。
1.キーCにおいて、Cメジャースケール(ハ長調)はドレミファソラシド(CDEFGABC)ですね。
2.まずルート(根音)から3度ごとにドミソシと吹きます。
3.シまで行ったらラソファミとスケールを降りてくる。
4.スケール2番目の音=レから3度ごとにレファラドと吹きます。
5.ドまで行ったらシラソファとスケールを降りてくる。
6.さて、次はどう行きたくなりますか?→ミソシレ→ドシラソ
シまでいくと・・・シレファラ、ソファミレドーと一周しましたね。
で、この3度ごとの積み重ねコードを見てみると、
C△7、Dm7、Em7、F△7、G7、Am7、Bm7-5
とCメジャースケール上の7つのダイアトニックコードを練習していることになる。
12キーすべてをこのようにやると、
実に7×12=84個のコードを練習したことになりませんか?なるよな??
吹くときにドミソシ、レファラドって構成音を感じながら吹くのと、
C△7、Dm7、とコードネームを頭にイメージしながら吹くのと両方やるといいでしょう。
メトロノームは必ず裏打ちでね!
スタジオに入ってロングトーンのあとにこれを正確に早く(最初はゆっくり)やっていると、
かなりウォームアップなると思います。
さてさて、インターネット上には非常に勉強になるファイルが配置されており、
最近こんなものを見つけました。
なんと399種類ものスケールを集めたその名もスケール・オムニバスだそうです。
C Prokofievスケールって Db Bebop だったんだ!なんて発見も。
どうぞ↓↓↓
スケールオムニバスをシェア
最近のコメント