2014年10月 6日

AIZENアルトマウスピース 3種 吹き比べ

私は滅多にマウスピースのレビューをしないんですが、
AIZEN販売元の株式会社プロジェクション様から、
特別にお試しをさせていただける機会を得ましたのでご紹介です。

拝借しましたのは、今をときめく

AIZEN Jazz Master
AIZEN NY
AIZEN SO
の3本、開きはそれぞれ8番をお借りしております(すべてアルト)。

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梱包を解くと、
なにやら上品な風情が・・・。

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箱を開けますと、
和紙に包まれた和菓子かな・・・。

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それぞれこれまた和風の、巾着にはいってる!

外国人サックスプレイヤーのプレゼントに良さそうですね!

さてさて、最初はいつも自分のセッティングと同じリガチャー、リードで試しました。



まず第一印象はどれも音色が「ジャズらしい音の出るマウスピース」であるな、ということ。 ヤマハの4Cとか初心者用のマウスピースを使っておられる方が、
「ともかくジャズの音色が欲しい」と思われれば選択の候補に間違いなく上るでしょう。

次に「音程がとりやすい」こと。

同じマウスピースを長く使っていると、ある音域は無意識に「下げる」(上げることはまず無いです) コントロールをしていてサックスとはそういうものだと思って吹いています。

しかし、このAIZENは「意識してコントロールをする」必要が無い。

ここは逆の意味で最初戸惑いました。

「こういうマウスピースがあるのか!?」

つまり、ほとんどコントロールを意識しなくても、 そこそこの音程がでてくれてしまうのです。

これも初心者の非常なる味方になりますね。

さて、次にそれぞれの違いですが、 試した結果リガチャーはそれぞれ違うセッティングがフィットしました。 リードはすべてウッドストーン2半です。

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●写真左上から
AIZEN Jazz Master+ブルズアイスーパーバランサー

私は15年ほど前、アメセルSBAにMeyerBrosのヴィンテージマウスピースという組み合わせで演奏していましたが、 そのころを思い出します。現代のマウスピースにヴィンテージに似たフィーリングを感じてしまうのは、 正直「ズルい」気もしますが、あの「Buzz感」がよく再現されていると感じます。 ヴィンテージのMeyerBrosでこんなに吹きやすくここまでピッチバランスの取れる固体はそんなにあるもんじゃありません。

中央は AIZEN SO+SelmerOld_ligature
スモーキー、ひと言で言うとこんなフィーリング。これも非常に吹きやすいです。 ピッチバランスも他の2種に劣りませんので、初心者の方も扱いやすいでしょう。 クラシックでもOKというガイドがありますが、私は結構個性的な印象を持ちました。 開きが8番だからかもしれません。6番くらいのほうが本来のスタイルかもしれない。

右下はAIZEN NY+Meyer_ligature
ヴィンテージN.Y.Meyerもワタクシe-bayで何本落札したでしょうか。カアちゃんに知られたら大変なことになりますね。 でもこのAIZEN NYはアメリカからやってきたどのN.Y.Meyerよりも軽く吹けるのです。 軽いというのは「吹き易い」ということです。 私はある種「強めの抵抗感がある」のがヴィンテージや良いマウスピースのひとつの基準だと思っていましたが、 此れも裏切られた感じです。むー。

今回のレビューの結論は、総じてリスクが高く値段も高いヴィンテージマウスピースを探すのなら、 はるかに扱いやすいマウスピースが国内で入手できる、という事実です。

特に手軽にヴィンテージの雰囲気を味わいたい初心者の方なら、 AIZENはまずお試しいただきたいマウスピースのひとつでしょう。

★上記レビューは私の個人的な感想です。
お買い物の際は実際に試奏の上お買い求めください。
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2011年9月 6日

音がちゃんと出ないのは、自分のせいか?

今日はサックスを始めた方にお願いをいたします。

高級な楽器を頑張って買った人はともかく、ですが、
「その分レッスンにお金をかけよう」
という米国流のまっとうな考えでリーズナブルな楽器を選んだ人に。

最初は安い楽器でいいと思います、私も。
特に台湾製でもいいモノがたくさん出てきたのでびっくりします。

しかし、二つだけお願い(確認していただきたいこと)があるのです。

1.調整がちゃんとできている事。

サックスは新品でも調整がなされていないと、
息漏れなどがあってちゃんと鳴ってくれません。

「新品買ったんだからから、音が出ないのは私が悪いんだ。」

と楽器のせいなのに、自分のせいにしてしまうんです。
特に通販で買っちゃった人は必ずリペアマンさんに見てもらってください。

2.マウスピースとリガチャーは最低限メーカー物を。

この前クリニックにお越しになた方は、台湾製のM~という私も推奨する楽器をお持ちでしたが、マウスピースとリガチャーが【困ったチャン】でした。

つまり「まともに音にならないマウスピースとリガチャーの組み合わせ」で買ってしまっている人がいらっしゃるわけです。

リガチャーはリードの振動を楽器本体に伝える【車でいえばギア】という上手い説明があります。

中・上級者はその「ギア」の感じで吹奏感や好みの音色を作るために様々な素材やデザインのものを求めます。

しかし、初心者の方は、
「そもそも自分の道具でちゃんと吹けてるかどうかが判定できない」
わけですからどれを選んでいいかわからない。

マウスピースはセルマーやバンドレンをお勧めしますが、最初は安いヤマハの4Cなんかでもいいので、
リガチャーだけちょっといいモノを選んでください。

バンドレンから優秀だけどちょっと高い「オプティマム」と従来品「マスター」を融合させた、 質が適度に良く良心的価格のラインナップが出ました。
↓↓↓
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アルトサックス用 M|O リガチャー ゴールドラッカー仕上げ


もちょっとご予算ある人は、24K 金メッキ仕上げ

新品の楽器についてきた無名のマウスピース、リガチャーで??となっていらっしゃる人は、ぜひ、お試しになることをお勧めいたします。
2009年8月17日

吹奏楽用マウスピースを選ぶ。

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というのも、90日講座受講者様サポート業務であります。
今日はセルマーS90の選定。

もともとバラつきがそんなに目立つモデルではありませんが、 やはり1本ずつ吹奏感の違いはあります。

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5本の中から2本は早くに除外され、
残りの3本は少し悩みます。

2本が非常に同じ傾向なので、このどちらか。 という結論になりそうなのに、
少し抵抗感の違う1本が妙に気になる。

で、結局はその【異質】なのは自分用にキープし、 やはり受講者様にはノーマルで安定した吹き心地の方に決定。

自分用に買ったものは、ミュールのエチュードを吹くとV16より音色は

嵌る

感じではあります。

90日講座受講者様はマウスピース選定を無料で承ります。(マウスピース定価+送料のみ) 受講者様以外でご希望の方は→メールくださいませ。

2008年6月25日

和風で攻めるのはどうだ!?

どしぇーッ!!

c_bay.jpg

いかがですかこのリガチャー!?

豪華絢爛たる彫り物がしてありますぜ旦那。

富士山、桜、そして五重塔。

こいつでニューヨークのセッション道場破りに行ったら 一目置かれること間違い無しだ。
(そんな道場があるのかは知りません)

闘牛柄のアンフリーサックスも衝撃でしたが、 何気ない部分で確かな主張が伺える逸品、ですよこれは!

チャールズ・ベイはクラリネットのリガチャーで有名ですが その豪華な創りと繊細な音色で隠れた愛用者が結構います。

「音に侘び寂(わびさび)がほしいぞ!」
というあなたにも意外にピッタリかもしれません。

このリガチャーを買っちゃったら、ブルーノートスケールは似合いません。
和風ペンタトニック(陽音階と陰音階)でソロをとるしかないか!

その他の気になるベイ・リガチャーも要チェックです。

ロジウムメッキがこれも豪華!
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2008年3月26日

マウスピースの構造と名称。

これ、詳しく覚える必要なんてないのかもしれませんが、新入部員の入ってくる前に一応おさらいをしておきましょう。

この、「秘密設計図」ブループリントをご覧ください。クリックでポップアップします。

ちょっとカッコよく作ってみました。え?そうでもない?
せっかくですのでTシャツにしちゃいましたよ。
ということで、《サックス吹きなサイト・オフィシャルヘビーウェイト・Tシャツ第1弾MP篇》 (長い!)けど完成!!

5.6ozの生地を使用しています。
厚めのザックリした丈夫なTシャツがお好みのあなたに。
このTシャツはインクジェットダイレクトでフルカラープリント。
生地に直接プリントする為、生地の風合いは損なわれず、柔らかいままです。
洗濯による色落ちはほとんどありません。

●素材
5.6oz 17/1天竺
ホワイト:コットンスレッド 
綿100%
●サイズ(FREE)

●お求めはメールでお問い合わせください。
 
第2弾はリード篇、発売予定しております。
2007年5月 1日

吹くのが辛いのはマウスピースのせい?

教材を買ってくださった方々の中には、
地方でなかなか楽器屋さんも近くにない!という方がいらっしゃいます。
そういう方々は、楽器もネットでご購入されていらっしゃったりして、マウスピースもデフォルトというか、購入時の付属品で練習されている人が非常に多いです。

YAMAHAの4CやセルマーのS80のC★あたりならまだいいのですが、どこを見てもメーカーも分からなくて、黒くなった

はにわ
みたいなヤツで頑張っていらっしゃる人がいます。



良心的な楽器屋さんだと、良品をお店の人がチェックしている場合がありますが、運悪く「ハズレ」のマウスピースのままだと「苦しい」練習を強いられてしまいます。
そういう方に限って、とってもマジメで楽に吹けないのを【自分が下手なせい】と責めてしまう。

これ、ホントについてないです。

あなたのマウスピース、
【中音(真ん中辺の音域)だけ楽に鳴って、
低い音が鳴らず、高い音が薄い感じがしませんか?】

リードをいくら替えても、吹くのがあまりに辛い人はマウスピースを疑ってみてください。

吹ける人にチェックしてもらうのが一番ですが、こちらの教材をお買い求めくださった方には
無料でマウスピースを選定いたします。
(こちらの指定メーカーになります)

教材の第1次先行販売枠はあと
2名様
になりました。ご検討されている方はお早めに! ↓
見てみる

2006年9月 6日

ジャズテナー・マウスピースの王道


オットーリンク:テナーサックス メタル NYモデル

↑↑↑これですよ、これ!

テナーサックス奏者の方お待たせいたしました。

特にヴィンテージマウスピースをオークションで狙ってる人、 リスクを取る前に試す価値のあるマウスピースがこれであります。

オットーリンクがニューヨークで生産されていた頃のものを再現し ノーマルと比べると幅広肉厚で、チェンバー容積も大きい。
息の量は必要ですが、より

ダークなジャズサウンド

を求めるなら買いでしょう。

7★が標準ですが、息がちょっと・・・のひとは6で。

藤陵雅裕さん選定品だ、急げ!! 

2006年5月 8日

ジャズアルトのマウスピースは?

さて、マウスピースです。これはもうほとんど病気の世界です。
管理人の経験談をお話しますね。
僕は最初フュージョン小僧だったのでソプラノにはバリのMP、アルトにはデュコフのD8を付けてビャービャーいわせていました。
でも1年で飽きました、というか吹きこなせなかったのですね。
初めから遠回りでもいい!「オレはサンボーンになるのだ」「ケニーGになるのだ」それも人生ですけれど・・・。

というわけで、買った楽器についてきた付属のMPに物足りなさを感じたら、アルトならメイヤーの5MMをまず買いましょう。
なぜメイヤー5MMか?

番号のというのはメイヤーの中庸の開き(ティップオープニング)
MMというのはミディアムフェイシング/ミディアムチェンバーのことで、要するにもっとも「普通」で普通のジャズのアルトサックスの音がするわけです。

このド定番がある程度吹きこなすことができれば、 「病気」が重くなったときでも随分と楽です。
個性的なマウスピースはこのあとに買いましょう。
回り道人間からのアドヴァイスでした。
持ってないので買っておく人は、
アルトサックス メイヤー ラバー