早く「次をやれ」といわれております。
すみません。
さて、つづきです。
今日のフレーズは前回の進化系です。
アドリブのお尻にこんな「言い回し」がよくあると思います。
「だっせー!」
ですと!?
ぬかしやがったナ!
でも説明ですから、前回の譜面と比べてくださいね。
1拍目と3拍目の音は同じです。
で解決感ありますね、つうか「これで終しまい」って感じするでしょ。
アドリブのフレーズを作ると言うのは、まずこういう「終った感」のあるメロディを沢山作る練習をします。
◆さて、ではブルースで実践してみましょう。
ジャズで言うブルースは「12小節から成り立つブルース・フォーム」の曲を言いますが(16小節なんて例外もありますが)今日のこのフレーズを曲の<ど頭>から吹いてはいけません。(あたりまえだ)
じゃあ頭はどう吹くか?
「終らない感じ」に吹けばいい、というか「次に続く感じ」のフレーズを考えるんですね。
「だっせー!!」(再び)
でもこれ、パーカーフレーズの骨組みなんです。
パーカーやビバッププレイヤーのブルースをいくつも聴いてみると
こういう「上がって、下がって、3小節目くらいでとりあえず落ち着いて」というラインが多い。
二つ目のF#の音は半音下げてFでもいいですね。ブルースの感じが出ますから(今日は理屈は書きません)。
でもこれあんまり「終った感」はしない。「次に続く感じ」がしませんか?
こういう感じのフレーズを練習しておいてください。
次回は5小節目から8小節目にトライします。
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