サックスの高い音の吹き方。その1

サックスが上手くなる

サックスは低い音と高い音が難しい。
と、言われます。

まず今日は高い音。

実際、苦労している方を多く見かけますし、
僕自身、パームキーのレンジ(High D から上)は「なんでこんなに鳴らんのやろ?」
と思っておりました。

初心者の生徒さんも、そもそもその辺りの指使いもややこしいし、
どうせ鳴らないんだから、そのへんの音は「無視!」と決め込んでおられる人もいます。

しかし、せっかく2オクターブ半の音域がある楽器なのだし、
「楽に吹ける方法」があるならシェアしたい、のが人情であります。

僕は高い音(低い音も)も出にくい原因は2つあると思っております。

まず、

1.潜在意識が邪魔をしている。

クロマチック(半音階)スケールを下から吹いていきますとオクターブキーを押したGあたりから「そろそろ高い音だぞ」と体が準備を始めませんか?

つまり「身構える」感じ。

で、HighCになると「高い音は大変だ!」と身構え度100%。

HighC#、HighDは出るんだけども、その次辺りから怪しい。ここで身構え度120%!
HighD#がなんとか出たら、身構え度145%!!(なんやこの微妙な数字は??)

とにかく、身構えてるわけなので、筋肉が至るところ緊張しており、
そもそも「出ない!」などと自分で暗示までかけている。

    そりゃ出まへんわな。

なので、この潜在意識を引っ込ますのです。
どうやるか?

潜在意識はフェイントに弱いです。

ここで、仮説。
サックスは低い音でも、高い音でも「おんなじ具合に吹ける」
と思ってください。

Low D を「レー」と吹きます。(楽ですよね?)
Mid D(Low Dにオクターブキーをプラスして)「レー」と吹きます。
ここで、下のレと「同じアンブシュア・同じ息の吹き込み方」をするように注意します。
楽にMid Dが出たらそのまま吹きながら、HighD(左手パームキー)の指使いにします。
吹き方を変えてはいけません(「変えなきゃ出ないもん!というかたも我慢して変えない。)。

でもこれで7割以上の人がすんなり出るはずです。

2割強の人はMid D にとどまったままだったりしますが、
これは「息の角度」が問題。

できるだけ「下に吹く」を意識してトライ&エラー。
音量は「p」でお願いします。

強く吹かないと出ない!と思ってるのも潜在意識が邪魔をしています。

レッスンに一度来ていただくと、
あなたの状況を見ながら楽に吹ける状態までお連れします。

吹き方でうまく行かず悩んでおられる方、この夏休みにクリアしませんか?