今日は管理人の現在進行形です。
自分のスタイルがある程度完成し、人様に手ほどきめいたことをしていると、
いつの間にか「驕り」が出てきてしまっていけません、ということで反省。
自己啓発と研鑽のため、左のリンクにあるNY帰りのtomoさんに稽古をつけてもらっています。
楽器が時代とともに変わってきているし、自分に見えていないこともますます増えてくる。
もちろん自分が出来ていない弱点の確認も。
それに「ニューヨーク標準セッティング」などの情報を教えていただくと、やっぱり、現代の奏法に長けてお
られる方の助言も積極的に取り入れたいと思うのです。
そして、アマチュアでがんばっておられるプレイヤーの方と情報共有を進めるのがこのサイトの目的であるとも思いますし、もちろんテキストをご購入いただいている講座参加の皆様には最大限の還元をさせて頂かなければなりません。
さて、tomoさんのコーチ。
弱点を明確に指摘されるのは辛いことですが(そこを傷つけないように諭すのがtomoさんの凄いところ。お若いのに学ぶべき点がとても多いのです。)、それが目的でもあるので初心に帰り精進しようと思っています。
まず、僕のSBAはその時代の楽器特有のハンデがあります。
高音が萎むとか、反応が遅いとか。
そのあたりの弱点を補うためバンドレンV16マウスピースの導入を勧められました。

これはリー・コニッツ氏のニューヨークマイヤーのコピーだそうで、
NYで爆発的人気らしいです。
息に反応するポイントを見つけるのに少し苦労しましたが、MeyerTru-Flexを10年間ダブルリップで「ぼしょぼしょ」吹いて来た身には、確かに吹奏感がえらく変わります。4番(リフェース)から9番という差もありますが。
さて、それでどうなったか!?
息が音になるマウスピースとはこういうモノのことをいいます。
ピアニッシモがきちんと鳴るのがいいマウスピースと納得できる瞬間です。
リードは今のところZZの2halfで。
狭いMPではラ・ボーズのhardだったりしたからこれもえらい変わりようだ。
パームキーのレジスターがかなりオープンになりました。
中期シックス風?かな。
このセッティング変更での成果は、
古い楽器を古い時代のセッティングで「古き良き」を奏でるにはいいですが、果たして自分の演奏したいことがそのセッティングで満足にできるか?または練習してもそのセッティングではしんどくないか?
と【今まで眼をつぶってしまっていた】ことに改めて気が付いたこと。
ビンテージにはビンテージとこだわって、オットーリンクのかなりヤバイマウスピースで「これが正しいのだ!」と頑張ってるアマチュアテナー奏者もいらっしゃいますが、
ご自分の楽器を最大限に生かす「楽に吹けるマウスピース」で、ご自身が十分【楽器をコントロール】できるよう集中する期間があってよいように考えはじめているこの頃であります。
とはいうものの、e-bayでのビンテージチェックは止められないのは誰だっけ?
tomoさんの掲示板は、何しろ楽器とマウスピースにかけてはおそらく日本一博学なので、超マニアックなことまでご相談いただけます。疑問が出たら聞いてみよう!
僕のvandoren v16 のマウスピースはA9 Sというショートチェンバー。
MはもこっとしてSBAの弱点はカヴァーできません。
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