ギフト~リカード・ボサノバ  月刊スタンダード vol.02

サックスが上手い人達

僕はタバコを吸いませんが、30ウン年前はタバコを吸う人のほうが断然多かった。
さて、このコマーシャルが記憶に残っている人がどのくらいおられるでしょう?

これ流行ったのですよ。都会的とかいって。
いま見るとすごい煙ったい画面ですよね。
でも、当時は吸わない僕でさえ、煙ったい感じはしなかった(と思う)。
だって会社じゃ上司も部下もほとんど、社内だろうが駅だろうがタクシーだって吸い放題。

ま、タバコの問題を論じるのはこのブログサイトの役目ではありませんので本題。
上のCMに使われたのは歌手イーディー・ゴーメの歌う「The Gift !」

近年セッションでは「リカード・ボサノバ」としてコールされますが、
なんで<ギフト>か?

この歌、1959年にブラジルのルイス・アントニオ(詞)ジャルマ・フェレイラ(曲)によるものですが、1963年にアメリカでポール・フランシス・ウェブスターつう人が英語詞を付けて、「私はあなたに真珠の首飾りなどではなくて、愛と夢を贈る」という内容(日本語版CDのライナーノーツより)だったから。

サックスプレーヤーの立場からは、
やはりテナーが合う曲(メロディーの音域の関係)といえましょう。
もちろんアルトで吹いても良いんだけど、このハンク・モブレーの演奏がおそらく最右翼だから。

歌詞付きとはえらい雰囲気変わりますね。
熱い、というか? 黒い、というか?

最初の1コーラスほどソロを取ってみました。コンサートキーですが、
使いたい方いらっしゃいますか?
Recado_Bossa_Nova
Bb譜かEb譜がほしい方はコメントにご投稿ください。

つ次の7月6日のライブでやろうかな?