Robert Anchipolovsky フィル・ウッズの生まれ変わり?に学ぶ、音楽への姿勢。

アーチスト

ロベルト・アンチポロフスキーというアルト・サックス奏者をご存知でしょうか?

僕が初めて知ったのは、在りし日のフィル・ウッズ御大のライブ映像でした。
曲はスター・アイズ。まさに【直系の弟子】とその存在を証明した瞬間だっと思います。

10年前だから30歳そこそこですよ。
その時点で師匠に比肩するほどのパフォーマンスを見せ、これはジャズアルト界もまだまだ楽しみと思ったもんでした。
日本ではあまり注目されませんが、ジャズ・アルトを勉強するあなたは以下のメディアをチェックしなくてはなりません。

こうしたメカニカルな練習っていうのは、「音楽の本質に繋がらないからやらない」という人がおりますが、それは正しくもあり、誤りでもある。つまり、言葉としては正しいんだけども、じゃあ音楽の本質ってなんだ?

僕は音楽をやるには「自由になる」必要があると思っていて、自由になるために「メカニカルな練習もする」姿勢が必要なんじゃないかと。

上の動画でロベルトが吹いているのを見ると、明らかに考えて吹いているキーと「手癖」で吹いているキーが有る。
そういう意味では彼も完全には自由にはなっていないかな?(パフォーマンスのときは自由でしょうが)

で、こういう演奏を「サーカス」みたいに感じるのか、3分通してずっと音楽に聴こえるのか?

そのうえで次の動画です。

やっぱり自由だわ。失礼しました。