キャノンボール・アダレイ夏!(Cannonball Adderley)


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お勧めCD:キャノンボールズ・ボサノヴァ+2

さあ夏の準備はいかがですか?

気が早いって?何言ってますかあなた。
夏にライブ予定の人、いつかはキャノンボールみたく吹いてやるって人、はたまたドライブで聴くだけの人でもこのアルバムはチェックしといてくださいね。

それにしても「僕、今ブラジル来てますねん。暑いでっせ!」みたいなこのブラジル観光絵葉書ジャケットはどうにかならんものか?デザインもへったくれもないひどいジャケットであります。

じつは管理人、過去にディスクユニオンでこのジャケット違いのレコードを同名異盤と思い込み買ってしまったのです。
その海賊版、アルトを吹くキャノンボールのビジュアルは「チョット兄さん、ココまで来てこの子見逃す気かい」って言いたげな怪しさぷんぷん。

まるでマカオの結婚詐欺師
のようであります。

本家のアルバムも海賊版もビジュアルがこんなだし、名盤中の名盤て訳でもないので、知ってると結構「通」ですねえ。

肝心の演奏はかなりイイ。キャノンボール以外の面々はいわゆるジャズ屋じゃありません。
ピアノ弾いてるのはセル塩麺です(ナンでオレのPCはこう変換するのか!!!おれは坦々麺が好きだ!)、
セルジオメンデスって「マ種毛灘」(ダメだ今日は)の生みの親、さあキャノンボールとの相性はいかに!

と、どっちかというとBGMになりがちの曲が並んでますが、どっこいアルト吹きの僕たちは、キャノンボール節とじっくり取り組むのにも使えます。
つまりこういうさらりとした曲を「巨砲」はどう料理してくるか?

「そうか、この曲はこの辺の音域でクイクイっと演るのね」
「テーマのヴィブラートはこうのバイブレーションが艶っぽいなあ」
とか、いろいろ勉強になるのですね。